
あなたは20xx年の革命家です。
どのような社会問題を
どのようなテクノロジーで
どのように解きますか?
文明の発達と人類の幸福は必ずしもイコールではありません。アートとデザインと科学技術によって世界はどのように変化するのか、したいのか?何をもって幸福なのか?そもそも私たちの存在する目的は幸福になることなのか?このような根本的な問いから始まるアートからデザイン、社会実装までを網羅する授業です。
アート、デザイン、プロトタイピング制作に関する色々な知識や技術について老人問題、貧困問題、戦争問題 、ジェンダー問題、食料問題、環境問題、病気障碍問題等、社会問題にまつわるアート、デザイン作品等の講義とディスカッションを行います。
最後に課題の発表を計画しています。今回は「2030年の革命家」として様々な国に振り分け、歴史&未来予測リサーチや未来の盲点やブラックスワンの存在を意識しつつ、どのような問題をどのような技術によって、どう解決するかを、短編SF、作品やプレゼン、パフォーマンス等様々な形式にて発表してもらいます。

川原圭博 教授 筧 康明 准教授 長谷川愛 特任研究員
東京大学院工学系研究科 東京大学情報学環 学際情報学府 東京大学院工学系研究科
電気系工学専攻 電気系工学専攻
東京大学 全学自由ゼミ
ゼミ室(21KOMCEE)
A1ターム :全7回(9/26 10/3 10/10 10/17 10/24 10/31 11/14)
木曜日5&6時限(5時限 16時50分 ~ 18時35分 6時限 18時45分 ~ 20時30分)
9/26 1.イントロダクション (長谷川、筧)
デザインとリサーチの関係、アートとデザインが社会へ与えるメッセージ性について紹介します。
皆さんには、最終課題として「2030年の革命家」になって頂き、歴史のサーベイと未来予測リサーチをしてもらい、どのような問題をどう解決するか作品を提案して頂きます。最終課題に関する説明を行います。
後半:アイディエーション、カードをつかったワークショップ
10/3 2. 前半講義:スペキュラティブ・デザイン、バイオアート (長谷川)
後半:課題をすすめる、ディスカッション
10/10 3.前半講義:社会彫刻:アクティビストアート、hacktivism、(長谷川)
後半:課題中間発表
10/17 4.前半講義:表現とテクノロジー (筧)
後半ディスカッション:課題共有アップデート、チュートリアル
10/24 5.前半講義:社会実装:世界を変える手段としての起業 (川原)
後半ディスカッション:課題共有アップデート、チュートリアル
10/31 6.SF勉強会
後半ディスカッション:課題共有アップデート、チュートリアル
11/14 7.課題発表と講評 (長谷川、筧、川原)「2030年の革命家」に関する発表